20210701近況報告 2つの卒業

雑記

こんにちは。バニえもんです。

もともと7月になったらどこかで一度近況を書いておこうかな・・・と思っていたのですが、とある事情も重なって、すぐに書かずにはいられなくなってしまいました。

僕の中では6月って、なんでもなく通過していくだけのイメージで、毎年それとなく過ごしてきていました。
でも今年は違ったみたいです。
これからの生活に区切りをつけるためにも、ここで一旦記録しておきたいです。

タイトルにもあるのですが、この6月末には僕の周りで2つの卒業がありました。
特に合わせたわけではなかったけど、偶然重なってしまった。
1つずつ記録していこうと思います。

1つ目は、僕自身の仕事の関係の卒業です。

僕は、2019年の春からフリーのイラストレーターとして活動しています。
あ、この活動は卒業しませんよ!?イラストレーターは今も続けていて、おかげさまで最近ではちょっと忙しくなってきてもいます。
ずーっと続けるつもりです。

Twitterか何かで話したようなので(覚えていない^^;)ご存じの方はご存じかと思うのですが、イラストレーターの活動以外で、2020年の9月からアルバイトみたいなことをしていました。
こっちの方の仕事を、6月末をもって卒業いたしました。
本当は3月末までの予定だったんだけど、ずるずると引き止められてしまって、今になってしまいました。知人やフォロワーさんから状況を聞かれることもちょくちょくあるので、ここで書いておこうと思います。

この仕事はイラスト制作とは全く無縁のもので、従業員の電子機器の管理やトラブル対応をするような一般的な仕事です。
特に生活費に困っていたとかではなく、イラストレーターとして仕事をしたほうが普通に収入も良いので、どうしてもしなければならない仕事ということではありませんでした。
ですが、独立前にお世話になっていた職場でしたし、人手不足で困っているという事情があったため、ヘルプ要請に応えた形です。
一応退職は円満に完了しましたが、いろんな人に迷惑をかけたかな・・・という負い目もありましたしね。

そういったことがあったので、2020年9月~2021年6月まではダブルワークで忙しい状態でした。
描く絵も自然と、依頼されたものだけになってしまっていました。
でもこれからは好きで描く絵にかける時間もとれるかな~・・・なんて考えています。

今回のアルバイトで分かったのは、僕という人間はつくづく会社っていう労働環境には向いてないな、ということです。
毎日決まった時間に席について、毎日同じパフォーマンスで仕事をする。
こういう働き方ができる人は、僕から見ると本当に尊敬できる人です。
ぼくはいつも気分にムラがあって、やる気があるときはいくらでも頑張れるけど、調子が悪いときは机に座るのすら苦痛になってしまうから・・・。

2019年に独立したときは、退職にはそれなりに不安を感じていました。
でも今回の卒業では、「いつもの生活が戻ってきたな・・・」という、旅行から帰ってきた時のような気分です。
イラストレーターとしての生活が、僕の中では居場所となっているのだと思います。

ちなみに今は、「ゆっくりムービーメーカー」用のキャラクターイラストの制作がメインのお仕事になりつつあります。
その周りで小さいキャラクターイラストがちらほら・・・という感じです。
やっぱり僕は純粋な画力自体は高くないので、技術力を活かしてソフトウェアで使うようなイラストを作る方が向いてるのかな~。
でもやっぱりライトノベルの表紙とかも飾ってみたいですね。あきらめてません、この夢。

とにかく、仕事面での一つの節目を迎えて、絵描きとしての旅の続きを楽しもうと思っている所存です。
これから何を描こうかな~。

さて、2つ目の卒業についてです。

これはかなりショックというか大ダメージだったのですが、お気に入りのVtuberの鈴原るるさんが6月末でVtuberを卒業してしまいました・・・。

鈴原さんの配信は、いつも僕のお絵かき作業中に、作業用動画として心を支えてくれました。
リアルタイムで見ることはあまりできなかったのですが、本当に画面の向こうから話しかけてくれているみたいな気がして、孤独な作業でも頑張ることができたんです。

彼女の配信は本当に等身大の彼女そのもので、静かでやさしいしゃべり方も、何度やられてもへこたれない強靭な心も、独特な好みやセンスも、飾らない素直で純朴な性格を感じさせてくれました。
そんなところに僕は惹かれて、ずっとファンでいられたのだと思います。
彼女の代わりは世界中のどこにもいません。

だから、卒業発表があったときは一瞬自分がどこにいるのかわからなくなるような不思議な衝撃を受けました。活動が終わってしまった今となっては、何もない宇宙空間に、命綱なしで放り出されたような感覚です。
どうしたらこの喪失感から抜け出せるのだろう・・・必死に手足を動かしてあがいているのですが、いまだ手ごたえもなくずっと独りぼっちの気分です。
別のVtuberさんに夢中になれば忘れられるのかな・・・とも考えたのですが、「鈴原さんのかわり」みたいに扱うようで失礼な気がしますし。

引退の理由についてとか、いろいろ言いたいことはありますが、できればこれ以上僕の口からネガティブな言葉を出したくないです。
しばらくの間は鈴原さんの残像を見つめつつ、少しずつ前を向けるように考えてみようかな。
鈴原さんがいてくれた数年間は、僕にとって本当に宝物でした。

少し熱くなってしまいましたが、この気持ちを忘れないうちに、何かの形で残したり、誰かに話しておきたかったのです。
2つの卒業が重なったことは偶然以外の何物でもないですが、なんだか僕には意味があるような気がしています。

きっと僕にとってもこの7月が新しい旅の入り口になっているのではないかな・・・とか。
考えすぎかな。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました